『スターリン』を観る
ロバート・デュヴァル主演の作品(1992年・アメリカ)。これはテレビドラマだろう。確か2年くらい前に観たが、今度見直してみると、スターリンの残酷ぶりが、誇張され過ぎているのではないか、と感じた。
デュヴァルは「ゴッド・ファーザー」などコッポラ監督作品には欠かせない名優だが、60年代の名作「アラバマ物語」がデビューだとか。振るい芸歴だ。この作品で、どんな役を演じたのか記憶がない。
スターリンの妻の役・ジュリア・オーモンドはこの映画で初めて注目された。チャーミングで気品のある英国女性だ。私は大好きであるが、最近ゲバラ2部作に出たらしい。
ヨシフ・スターリン(1878-1953)は、ソ連の初代書記長である。書記長は、レーニン時代に作られた共産党政治局の最高ポストといわれる。
現ロシアはグルジアと戦争状態に近い関係にあるが、スターリンはグルジア人だった。そのロシアでいま、スターリンに対する再評価が高まっているというから、ロシアという国は分からない。
この映画にはべリア、キーロフなどスターリン時代に抜擢されたり粛清・暗殺されたりする実在の人物が多く登場する。スターリンを扱った映画は、知る限りこの一作ではないかと思う。その意味では歴史を学ぶ点で見る価値はあろう。


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